海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ポートランドで動物保護をしている「Street Dog Hero」のInstagramアカウント「@streetdoghero」の投稿。
今回は、過酷な環境で暮らし、人間を恐れていた保護犬が、少しずつ心を開いて幸せな毎日を送るまでの様子を紹介してくださっています。
執筆時点で約3300件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 3つのポイントの見出し
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①生まれてから小さなケージで暮らし、人を恐れていた保護犬の壮絶な過去 -
②新たな家族の愛情を受け、少しずつ心を開いて幸せをつかむまでの軌跡 -
③「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
2. 屋外の過酷な環境で暮らしていた犬を保護
海外のSNSで話題になっているのは、オレゴン州で過酷な環境の中、人を恐れながら暮らしていた犬が保護され、新たな家族との出会いを経て幸せを取り戻す様子です。救われたメス犬の名前は「Kya(カイヤ)」。
カイヤは、オレゴン州クリスマス・バレーで、生まれてからずっと屋外の小さなケージの中で暮らしていました。
人との触れ合いをほとんど経験したことがなく、周囲の世界に強い恐怖心を抱いていたといいます。
以前の飼い主は深刻な精神的な問題を抱え、敷地内で番犬として飼育していた犬たちの世話ができなくなっていました。
その後、カイヤを含む犬たちは保護団体によって救出され、新たな生活を始める機会を得たのです。
保護当初のカイヤは、恐怖のあまりケージから出ることもできず、人を信頼することさえできない状態でした。
しかし、保護団体や新しい家族の愛情を受けながら少しずつ心を開き、今では見違えるほど成長したといいます。
3. 【心を開いたカイヤ】新たな幸せを手に入れた現在
現在の飼い主・ナタリーさんによると、家に迎え入れた当初は周囲のすべてに不安を感じていたものの、わずか1か月余りで大きく変化したそうです。
以前より自信を持って走り回ったり遊んだりするようになり、庭では飼い主さんの後を嬉しそうについて歩いたり、芝生の上で寄り添ってくつろいだりする姿も見られるようになったといいます。
カイヤは、ほかの犬たちと一緒に過ごす時間も大好きで、遊ぶ時には生き生きとした表情を見せているそうです。
以前より人に甘えるようになり、心から幸せに暮らしている様子がうかがえます。
コメント欄を見ると
- 「彼女が今無事で幸せで良かった」
- 「救助してくれてありがとう」
- 「やっと家に帰れたね」
など、カイヤの幸せを祝福する声や、保護したスタッフへの感謝のコメントが多く集まっていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3.1 著者からの一言コメント
保護当時の写真と現在の姿を見比べると、表情の変化に思わず目を引かれました。
安心できる環境や信頼できる家族との出会いが、その子らしさを少しずつ引き出していくのだと改めて感じます。
これからもカイヤが穏やかで幸せな毎日を過ごしてくれることを願っています。 (ライター 小泉柚乃)
4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。
ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。
厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。
また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。
命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。
日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。
一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。
社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。
〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @streetdoghero
小泉 柚乃


