海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、YouTubeアカウント「@PawsShow」さんの投稿。

5階から投げ落とされ、4日間も助けを待ち続けた犬「エンジェル」が、多くの人の支えを受けながら少しずつ回復し、新たな家族のもとで幸せをつかむまでの姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で2700回再生、約560件のいいねがつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. この記事の3つのポイント

  •  5階から落とされ大ケガを負った犬の保護
  •  諦めない治療で奇跡的に回復し幸せになった姿
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

 

2. 【5階から転落】4日間放置されていた犬を保護

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出所:@PawsShow

海外のSNSで話題になっているのは、重傷を負った犬が奇跡の回復を遂げるまでの様子です。保護された犬は「Angel(エンジェル)」と名付けられました。

エンジェルはアパートの5階から投げ落とされ、4日もの間、その場に横たわっていたといいます。

それにもかかわらず、人々はエンジェルを気にかけることなく通り過ぎていくばかりだったよう。

ようやく、ある女性から救助の連絡が入り、エンジェルは保護されました。

その後すぐに動物病院に搬送されましたが、その距離が「永遠のように感じられた」ほど一刻も早い治療が必要な状態だったそうです。

3. 【諦めなかった命】エンジェルが見せた奇跡の回復

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出所:@PawsShow

エンジェルは頭蓋骨や骨盤の骨折に加え、片方の目は失われるほどの重傷で、激しいけいれんも続いていたそうです。

そのあまりにも深刻な状態から、獣医師は安楽死という選択肢も提案したといいます。

しかし、エンジェルは必死に生きようとしていました。その姿を見た保護主たちは治療を諦めず、懸命なケアを続けることを決意します。

ICU(集中治療室)での治療が始まって数日後には発作が治まり、水やミルクを少しずつ口にできるようになりました。小さな変化の一つひとつが、回復への希望につながっていったのでした。

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出所:@PawsShow

治療を続けるなかで、エンジェルは少しずつ反応を見せるようになりました。

保護から10日目には意識がはっきりし、目にも力が戻ってきたそうです。さらに保護主に抱かれると、安心したように肩へ頭を預ける姿も見られました。

その後、より高度な治療を受けるため大きな病院へ移り、ケアを継続。

21日目には、看護師の支えを受けながらついに立ち上がり、小さな一歩を踏み出すことができました。

30日目には自分で食事をとり、ふらつきながらも歩けるまでに回復。エンジェルの生きようとする力が、少しずつ未来を切り開いていったのでした。

4. 【新しい家族のもとで】愛されて暮らすエンジェルの現在

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出所:@PawsShow

エンジェルはその後も順調に回復を続け、100日後には見違えるほど元気な姿を見せていました。

今では新しい家族の一員として迎えられ、遊ぶことが大好きな甘えん坊に成長。毎週スパへ通い、毎朝お腹をなでてもらったり、キスをしてもらったりと、惜しみない愛情を受けながら暮らしているそうです。

コメント欄を見ると

  • 「新しい人生を楽しんでね、エンジェル」
  • 「この可愛い小さな子供がまた元気になりますように」

など、エンジェルの回復を喜ぶ声が数多く寄せられていました。

片方の目は失ってしまいましたが、エンジェルは生涯をともに過ごす家族と出会い、「もう二度と苦しませない」と誓ってくれる温かな居場所を手に入れました。

5階から投げ落とされ、命の危機に瀕していたとは思えないほど幸せそうな姿が、多くの人の胸を打っています。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

4.1 著者からの一言コメント

5階から突き落とされ、大ケガを負いながらも必死に生きようとしたエンジェルの力強い姿に、胸が締め付けられる思いがしました。

絶望的な状態から、保護主たちの諦めないケアによって奇跡の回復を遂げ、新しい家族と出会えたことに深く感動しました。これからは優しい家族のもとで、たくさんの愛情に包まれながら温かい毎日を過ごしてほしいと心から願っています。(LIMO アニマル・ストーリー部)

5. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料