2.3 50歳代のおひとりさま世帯はどれくらい貯蓄している?
- 金融資産非保有:35.2%
- 100万円未満:10.1%
- 100~200万円未満:7.4%
- 200~300万円未満:4.6%
- 300~400万円未満:2.7%
- 400~500万円未満:3.3%
- 500~700万円未満:4.9%
- 700~1000万円未満:4.6%
- 1000~1500万円未満:6.0%
- 1500~2000万円未満:3.3%
- 2000~3000万円未満:5.5%
- 3000万円以上:10.4%
- 無回答:1.9%
◆平均と中央値
- 平均:999万円
- 中央値:120万円
50歳代のおひとりさまの平均貯蓄額は999万円、中央値は120万円でした。
40歳代と比較すると平均額は大きく増えていますが、中央値の伸びは限定的です。
また、金融資産非保有と100万円未満の割合は合わせて45%を超えています。
一方で、3000万円以上の資産を持つ人は10.4%おり、資産額の差が平均値に影響していることがうかがえます。
2.4 60歳代のおひとりさま世帯はどれくらい貯蓄している?
- 金融資産非保有:30.4%
- 100万円未満:9.1%
- 100~200万円未満:4.3%
- 200~300万円未満:2.4%
- 300~400万円未満:4.5%
- 400~500万円未満:3.1%
- 500~700万円未満:6.0%
- 700~1000万円未満:4.8%
- 1000~1500万円未満:8.1%
- 1500~2000万円未満:4.1%
- 2000~3000万円未満:5.5%
- 3000万円以上:15.6%
- 無回答:2.2%
◆平均と中央値
- 平均:1364万円
- 中央値:300万円
60代では、平均額が1364万円、中央値が300万円と大きく増加します。
退職金などの影響もあり、3000万円以上を保有する層は15.6%に達します。
しかし、定年を迎える年齢でも約3割が貯蓄ゼロであり、年齢を重ねるだけで自然に貯蓄が増えるわけではないという厳しい現実がデータから明確に読み取れます。
3. 筆者からのコメント
今回ご紹介した貯蓄の中央値を見て不安を感じた方もいるかもしれませんが、大切なのは現在地を正しく知ることです。
また、ご自身の家計を把握する際は、預貯金だけでなく将来の年金受給額も確認してみましょう。
50歳以上のねんきん定期便には、今の条件で60歳まで働いた場合を仮定した「65歳から受け取れる年金見込額」が具体的に記載されています。
将来の収入見込みと現在の純資産(※後述する老後の家計収支を補う上で非常に重要なポイントとなります)をセットで確認することが、自分らしい老後への確実な第一歩になります。


