2. 1000万円以上の貯蓄がある世帯はどれくらい?
平均値や中央値だけでは、実際の貯蓄状況は見えてきません。
そこで本章では、貯蓄1000万円以上の金融資産を保有している世帯の割合を年代別に見ていきましょう。
2.1 【単身世帯】貯蓄1000万円以上の割合
J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」によると、単身世帯で貯蓄1000万円以上を保有している世帯の割合は次のとおりです。
【単身世帯:年代・貯蓄1000万円以上の割合】
- 20歳代:4.7%
- 30歳代:15.7%
- 40歳代:20.1%
- 50歳代:25.2%
- 60歳代:33.3%
- 70歳代:38.5%
2.2 【二人以上世帯】貯蓄1000万円以上の割合
二人以上世帯では、以下のような結果となっています。
【二人以上世帯:年代・貯蓄1000万円以上の割合】
- 20歳代:14.1%
- 30歳代:25.8%
- 40歳代:37.5%
- 50歳代:42.3%
- 60歳代:56.5%
- 70歳代:55.3%
年代が上がるにつれて、貯蓄1000万円以上を保有する世帯の割合は高くなる傾向が見られます。
一方で、20〜50歳代では、平均貯蓄額が1000万円前後、あるいは1000万円を上回る年代であっても、1000万円以上の貯蓄を保有する世帯は半数に届いていません。
このことからも、平均値だけでは実態を把握しにくく、資産状況には大きなばらつきがあることが分かります。
では、貯蓄1000万円を目指すなら、どのような支出を見直すとよいのでしょうか。