6~7月は、多くの方のもとに住民税の決定通知書や介護保険料の通知書が届く時期です。こうした通知書が一度に届くと、「老後の家計はどうなるのだろう」と気になる方もいるのではないでしょうか。

老後の資産形成を考えるとき、金融の仕事をしてきた立場から感じるのは、「自分の数字を把握する前に、まず全体の水準を知ることが大切だ」ということです。

年金額は個人の加入期間や現役時代の収入によって異なります。しかし、同じ年齢層の人たちが実際にどのくらい受け取っているかという「平均的な水準」を把握しておくことは、自分の老後設計を考えるうえでの重要な"ものさし"になります。

「平均よりどのくらい多い(少ない)のか」がわかれば、追加で準備すべき金額の見当もつけやすくなるからです。

今回は2026年度の年金額改定の内容と、60歳代から80歳代までの国民年金・厚生年金の平均受給月額を年齢別に整理します。ご自身の将来の年金額や老後の生活設計を考えるための参考にしてください。

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厚生年金と国民年金の仕組み

出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成