平均年収は477.5万円、正社員・年齢・業種による給与格差はどれくらいあるのか?
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年収について考えることは、今の暮らしをより充実させるため、そして将来受け取る年金額を増やすためにも非常に大切なことです。
最新の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均給与は477.5万円。
しかし、この数字はあくまで全体の平均であり、雇用形態、年齢、業種、そして性別によって実態は大きく異なります。
かつて銀行員として多くのお客様の資産形成やライフプランに携わってきた筆者ですが、いざ自分が産休・育休を取得し、子どもの急な発熱による早退や、想像以上に高かった「小1の壁(そして小2、小3と続く壁)」に直面したとき、データだけでは分からない「女性がキャリアと収入を維持する難しさ」を身をもって痛感しました。
そこでこの記事では、同調査をもとに「雇用形態別」「年齢別」「業種別」の3つの視点から、日本の給与のリアルな実態を分かりやすく紐解いていきます。
1. 男女で253.5万円の差:全体の平均給与から読み解く
令和6年分のデータによると、給与所得者全体の平均給与は477.5万円。ここ数年は緩やかな上昇傾向が続いています。
ただし、この数字を男女別に見ると話は変わります。男性の平均が586.7万円に対し、女性は333.2万円。その差は253.5万円にのぼります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】