4. 高齢者の就業率は上昇が続く

老後資金の不足や、物価上昇によって想定以上のペースで資産を取り崩す不安を和らげるため、定年後も働き続けることが有力な選択肢となっています。

内閣府「令和7年版高齢社会白書」によると、高齢者の就業率は年々上昇する傾向にあります。

年齢階級別就業者数及び就業率の推移4/7

年齢階級別就業者数及び就業率の推移

出所:内閣府「令和7年版高齢社会白書」

75歳以上では大きな変化は見られませんが、65~69歳では53.6%(前年比1.6ポイント増)、70~74歳では35.1%(前年比1.1ポイント増)となっています。

また、「何歳ごろまで収入のある仕事をしたいか」という質問では、「65歳くらいまで」が23.7%で最も多く、「働けるうちはいつまでも」が22.4%で続いています。

何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(択一回答)5/7

何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(択一回答)

出所:内閣府「令和7年版高齢社会白書」

さらに、現在収入を伴う仕事をしている人に限ると、「働けるうちはいつまでも」と回答した割合は33.5%まで上昇しています。

働き続ける理由は人それぞれですが、今後も高齢者の就業率は高まっていくことが見込まれます。