海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、TikTokアカウント「@homeless81」さんの投稿。

人気のない道で発見された母犬「ジャックフルーツ」と子犬「スイート」が、極度の栄養失調や病気と闘いながら懸命な治療を受け、元気を取り戻していく様子が紹介されています。

執筆時点で1100回再生、約230件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンをまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. この記事の3つのポイント

  •  道路脇の排水溝で保護されたガリガリにやせた犬の親子
  •  優しい人たちの治療で犬の親子が見違えるほど元気になったこと
  •  命を救う「獣医師・動物看護」の給与事情

2. 【骨と皮だけの姿】排水溝の下で暮らしていた母犬と子犬を保護

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出所:@homeless81

海外のSNSで話題になっているのは、骨と皮だけになるほどやせ細った母犬と子犬が、少しずつ元気を取り戻していく様子です。

投稿者が人気のない道を車で走っていると、1匹の母犬を見つけました。その後ろには、小さな子犬が懸命について歩いていたそうです。

親子が身を寄せていたのは、道路脇にある排水溝の下。母犬も子犬も痛々しいほどやせ細り、長い間飢えに苦しんできたことがうかがえました。

投稿者はすぐに食べ物を用意すると、子犬は勢いよく口にしたといいます。その姿を見て、親子をそのままにはしておけないと感じた投稿者は、保護することを決意したのでした。

3. 【一口のごはんが希望に】少しずつ生きる力を取り戻す親子

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出所:@homeless81

保護された犬の親子は、そのまま動物病院へ搬送されました。診察の結果、母犬も子犬も命に関わるほど衰弱していることが判明したそうです。

体力が極端に落ちていたため、一度にたくさんの食事を与えることは危険でした。そこでスタッフは、体に負担の少ない食事を少量ずつ与えながら、慎重に栄養管理を進めていきます。

また、母犬には「Jackfruit(ジャックフルーツ)」、子犬には「Sweet(スイート)」という名が付けられました。親子が元気を取り戻せるよう、スタッフによる懸命なケアが始まったのです。

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出所:@homeless81

その後の詳しい検査で、母犬のジャックフルーツは重い貧血に加え、血栓も抱えていることが判明しました。長期にわたる治療が必要と判断されましたが、スタッフはあきらめることなくケアを続けます。

一方、子犬のスイートは少しずつ食欲を取り戻し、用意されたごはんを勢いよく食べられるようになりました。

一口一口しっかりと食べる姿は、スタッフにとっても大きな励みになったそうです。

4. 【見違えるほど元気に】穏やかな毎日を送る親子

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出所:@homeless81

母犬のジャックフルーツも、治療を続けながら少しずつ体力を取り戻していきました。

動画には、勢いよくごはんを食べる姿も映っています。ホルモン治療を続けたことで、最後にはやせ細っていた頃とは見違えるほどふっくらとした姿を見せていました。

人気のない道の排水溝の下で、飢えに耐えながら身を寄せ合っていたジャックフルーツとスイート。ようやくたどり着いた安心できる場所で、これからは親子一緒に穏やかな時間を重ねていってほしいですね。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

4.1 著者からの一言コメント

ボロボロだった2匹が、あたたかい人たちの手で救われ、見違えるほど元気になっていく姿には胸が熱くなります。

動物たちの命を救う裏側には、このように優しさと強い覚悟を持って、日々動物たちに向き合い続ける人たちの存在があることを忘れないようにしないといけませんね。(LIMO アニマル・ストーリー部)

5. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料