4. まとめ

今回のシミュレーション条件(ローン残高6,000万円・残り30年・現在の金利0.4%)の場合、変動金利が0.5%上昇すると、月々の返済額は13,346円増加します。

この増額が現在~将来の家計に大きく影響する場合には、固定金利への借り換えが視野に入ってきます。

4.1 固定金利への借り換えに伴う「デメリット」と「メリット」

一般的に住宅ローンの金利は「固定金利 > 変動金利」となるため、固定金利に借り換えることで、これまでよりも毎月の返済額が増えることは避けられないと考えておきましょう。

しかし、固定金利への切り替えには次のような大きなメリットもあります。

月々の返済額が確定するため、将来の金利変動に一喜一憂する必要がなくなります。

また、将来的な負担増のリスクを排除できるため、長期的なライフプランが立てやすくなります。

借り換えの際には手数料がかかる点にも留意しましょう。

4.2 固定金利へ切り替えるべきかの判断基準

変動金利から固定金利へ切り替えるべきかどうかは、現在の収支や資産状況、今後のライフプランなどによって一人ひとり異なります。

まずは、将来的に金利が上昇した際、「返済額の負担増が家計の収支バランスを崩さないか」を事前にシミュレーションし、リスクに備えておくことが大切です。

【免責事項】

本記事に掲載されている情報やシミュレーション結果は、試算条件に基づく一例であり、将来の金利動向や特定の金融商品の勧誘を保証・目的とするものではありません。実際の融資条件、金利、および返済額は金融機関や個人の契約状況によって異なります。住宅ローンの選択や契約に際しては、必ず各金融機関の最新の規定や情報を確認し、ご自身の責任においてご判断ください。

参考資料

和田 直子