2. 税制優遇を活かす「新NISA」とは?
NISA(少額投資非課税制度)は、運用で生じた利益が非課税になる制度です。通常、投資信託や株式投資で利益が出ると約20.315%の税金が差し引かれますが、NISA口座内での運用であれば税金がかからず、利益をそのまま受け取ることができます。
たとえば、年0.4%の預金で増えた利息55万円にも税金がかかりますが、同じ利益がNISA口座で生じた場合は非課税のため、手取り額がそのまま増えます。
この制度は以前からありましたが、2024年1月の見直しでさらに使いやすくなり、「新NISA」としてスタートしました。
2.1 新NISAの主なポイント
- 年間の非課税投資上限額が大幅に拡大(旧つみたてNISAは年間40万円まで)
- 非課税で運用できる期間が無期限に(旧制度には期限あり)
では、この新NISAを活用して毎月10万円を積み立てると、15年後の資産はどう変わるのでしょうか。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】