3.2 【相談件数2.4万件超】リボ払いで気づかぬうちに借金が膨らむ若年層の事例と専門機関への相談窓口
国民生活センターに寄せられた多重債務に関する相談件数は、2024年度実績で2万4538件に上っており、依然として高い水準で推移しています。
リボ払いの仕組みを十分に理解しないまま利用額が膨らんでしまった若年層の事例なども目立っており、契約内容の理解と早期の相談が重要です。
4. まとめにかえて
今回は、金融庁の調査結果をもとに、少額の借入れから多重債務に陥るリスクについて解説しました。1回1万円から5万円という少額であっても、補填として繰り返すうちに残高が膨らんでしまう現実があります。
もし現在、返済が苦しく「どこでもいいから借りたい」と焦る気持ちがある場合でも、無登録業者(いわゆるヤミ金融)を利用することは大変危険ですので、どんなに焦っていても利用は避けてください。また、借金の悩みは一人で抱え込まず、財務局の窓口、消費生活センター、弁護士会などの専門機関へ早めに相談することが、平穏な日常を取り戻すための確実な第一歩です。ご不安な方は一人で悩まず、まずは専門家へ連絡をとることをおすすめします。
本記事は2026年7月現在の情報に基づいています。個別の借金問題については、最寄りの法テラスや弁護士会などへご相談ください。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)2026年(令和8年)5月分 (2026年7月7日公表)」
- 金融庁「「貸金業利用者に関する調査・研究」調査結果の公表について」
- 金融庁「貸金業利用者に関する調査・研究」
- 一般社団法人全国銀行協会「貸付自粛制度のご案内リーフレット」
- 独立行政法人国民生活センター「多重債務」
- 独立行政法人国民生活センター「PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)」
村岸 理美
