2. 【18〜70歳代の借入れ実態】1回の平均借入額「1万円以上5万円未満」が最多

調査では、どの借入先においても1回の平均借入額は「1万円以上5万円未満」が最多です。

2.1 借入残高「50万円以上」が4割超

しかし、現在の借入残高を見ると「50万円以上」を抱える人が4割を超えており、少額利用の積み重ねが残高を押し上げている様子がうかがえます。また、返済期間が「1年以上」に及ぶケースが8割を超えており、返済の長期化が課題となっています。

3. 【FPが解説】借入れ前に確認したい毎月の返済額と契約内容

多重債務とは、借金返済のために他社から借り入れる行為を繰り返し、利息によって借金が雪だるま式に増え続け、個人での解決が困難となり、専門家を介した債務整理や裁判所による自己破産手続きが必要になることが多い状態を指します。多重債務等を避けるためには、以下の点に注意が必要です。

  • 本当に借入れが必要か
  • 無理なく確実な返済が可能か
  • 契約内容を理解できているか

まずは家計を見直し、本当に借入れ以外の方法がないかを検討することが大切です。どうしても必要な場合は、借りる前に必ず毎月の返済額をシミュレーションし、無理のない計画を立てましょう。また、契約前には金利や手数料を必ず確認し、契約書を大切に保管しましょう。

3.1 新たな借入れを自ら制限。生活を守るための「貸付自粛制度」とは

浪費やギャンブルだけでなく、生活費の補填などでついつい借り過ぎてしまい、生活に支障が生じるおそれがある場合、日本貸金業協会等へ申告することで信用情報機関に自粛情報を登録し、新たな借入れを制限できる制度があります。申告日から3か月間は撤回できないため、冷静に生活を立て直す手段として活用されています。