6月下旬から7月上旬にかけては「夏のボーナスが支給された」という方も多いタイミング。

まとまった資金の目処が立ち、購入意欲が高まるという人もいるでしょう。

住宅購入を検討している人は、

「設備・仕様のアップグレードキャンペーン」
「建築費用キャッシュバックキャンペーン」
「家具・家電・インテリアのプレゼント」

などに心が揺れるタイミングかもしれません。

また実際に、住宅展示場や商談の場で、「今月までのキャンペーンです」と言われた経験がある方もいるのではないでしょうか。

「本当に今月までなのか」「来月も同じキャンペーンが続くのではないか」と感じる方もいるかもしれません。

私は住宅相談窓口で、多くの住宅購入検討者の家づくり相談に携わってきました。 当記事では、営業担当者から伝えられるキャンペーン期限は本当なのか、そして住宅購入を判断する際に大切な考え方についてお話しします。

※本記事の内容は、筆者の対応経験をもとに、個人や企業が特定されないよう一部内容を一般化してご紹介しています。

1. キャンペーン期限は本当なことが多い

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mapo_japan/shutterstock.com

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私が住宅相談窓口で働いていた際の印象では、ハウスメーカーのキャンペーン期限は、本当に設定されていることが多かったです。キャンペーンには「〇月末まで」といった期限付きのものだけでなく、「先着〇組まで」のような数量限定のものもあります。

担当者がお客様ごとに社内で価格調整を行うことと、会社全体で実施しているキャンペーンは、性質が異なります。会社として期間や対象を決めているキャンペーンであれば、担当者個人の判断だけで自由に延長するのは難しい場合もあるでしょう。

実際に、私たち住宅相談窓口側でも、ハウスメーカーを紹介する際には、「そのキャンペーンがまだ継続しているか」を確認したうえで、お客様に情報を伝えることがありました。

たとえば、一定の期日までに契約すると設備のグレードアップが適用されるものや、価格面で優遇を受けられるものなどです。

もちろん、すべてのケースを断定することはできません。しかし、「今月まで」という言葉が、必ずしも単なる営業トークとは限らず、実際に期限が設定されているケースが多かった印象です。

2. 本当に大切なのは期限よりも納得感

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bixstock/istockphoto.com

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キャンペーンが本当かどうかにかかわらず、最終的な判断基準になるのは、提案された価格やプランに納得できているかどうかです。「今月まで」と言われると焦ってしまうかもしれませんが、この点は変わりません。

たとえキャンペーンの期限が本当だったとしても、「決めきれなかった」ということは、まだ価格やプランに対して気になる点が残っていた可能性もあります。

一方で、提案内容に十分納得できていて、「この条件ならお願いしたい」と感じているのであれば、キャンペーンを決断の後押しとして捉える考え方もあるでしょう。

住宅購入は大きな買い物です。キャンペーンの有無だけで判断するのではなく、「キャンペーンがなくても、この会社で建てたいと思えるか」という視点で考えてみることをおすすめします。
そのうえでキャンペーンが付いているのであれば、自分の背中を押してくれる材料のひとつになるかもしれません。

3. 注文住宅「キャンペーン」に惑わされないためのまとめ

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本記事の内容を基にLIMO編集部作成「注文住宅「キャンペーン」に惑わされないためのまとめ」

本記事の内容を基にLIMO編集部作成「注文住宅「キャンペーン」に惑わされないためのまとめ」

私が住宅相談窓口で見てきた印象では、キャンペーンは「これだけで契約を決めてもらうためのもの」というより、「検討のきっかけ」や「最後の後押し」として使われることが多いように感じていました。

たとえば、まだ検討先に入っていないお客様に興味を持ってもらうために実施されるケースもあります。また、すでにプランや見積もりの提案を受け、「この会社で建てるかどうか」を検討している段階では、決断を後押しする材料のひとつとして使われることもあります。

そのため、「今月まで」という言葉だけに注目するのではなく、提案内容や価格に納得できているかどうかを基準に判断することが大切です。

キャンペーンはあくまで判断材料のひとつとして捉えながら、後悔のない家づくりを進めていきましょう。

土屋 真