海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているAsociatia Casa lui PatrocleさんのInstagramアカウント「@casaluipatrocle」の投稿。

側溝から飛び出してきた子犬が、間一髪のところで保護される姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で約9500回再生、約870件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【側溝から飛び出してきた子犬】「ルサリア」を救出

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出所:@casaluipatrocle

海外のSNSで話題になっているのは、ルーマニアの側溝から飛び出してきた子犬を救出した様子です。

シェルターでの仕事を終えた動物保護スタッフが家路についた途中、突然1匹の小さな子犬が側溝から車の前へ飛び出してきました。

ジャックラッセルテリアのような、白色のボディに茶色い垂れ耳を持つ小さなメスの子犬です。

ガードレールの下からひょっこり現れた子犬を、車の運転席から確認するのはなかなか難しいでしょう。子犬を見つけたのが動物保護スタッフだったのは、ただの偶然ではなかったのかもしれません。

この日、ルーマニアでは聖霊降臨祭という祝日だったことから、救出した子犬の名前は「Rusalia(ルサリア)」と名付けられました。

2. 【間一髪で救助】路上で倒れている子犬の姿も…

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出所:@casaluipatrocle

側溝から飛び出してきた子犬に気づいたスタッフは、車を止めて近づきます。スタッフを見つけた子犬は、小さな尻尾を振りながら駆け寄ってきました。

迷いも躊躇もなく、スタッフの腕の中に飛び込んできたといいます。

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出所:@casaluipatrocle

スタッフはほかにも子犬がいるのではと考え、道路脇の茂みに向かって「おいで、こっちだよ」と声をかけたものの、出てくる様子はなかったとのこと。

救助した子犬を助手席に乗せて、スタッフは車を走らせます。

すると、カーブを曲がったすぐ先で、もう1匹の子犬を発見しますが…残念なことに車に轢かれた後の姿でした。

3. 【兄弟犬のために】ルサリアの幸せな人生を願う

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救助されたルサリア

出所:@casaluipatrocle

救助した際のルサリアは、背骨が浮き出るほど痩せ細っており、怯えた様子だったといいます。

「もし私たちがほんの一秒早く、あるいは一秒遅くそこを通り過ぎていたら、その子の運命は変わっていたかもしれません」と、この日の出来事についてスタッフは振り返ります。

コメント欄をみると

  • 「子犬を放棄する理由がわからない」
  • 「子犬が車に轢かれただなんて…心が痛む」

など、路上に子犬を捨てた人に対する怒りや、轢かれてしまった子犬への悲しみのコメントが寄せられていました。

間一髪のところで救助されたルサリアには、命を落とした兄弟の分も幸せな人生を送ってほしいですね。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料