2. 【さらに保護施設で5年…】檻の中で過ごす生活に
けれども保護されたパウロに待っていたのは、檻の中での生活でした。
雨風をしのぐ屋根や食事の提供はあっても、それは犬にとって本当の幸せな生活とはいえません。
パウロは保護施設で5年という年月を過ごし、鎖につながれていた生活を入れると、15年もの過酷な人生を送ったことになります。
15歳という年齢を迎えたパウロに、奇跡的な出来事が起こりました。
サビナさんという女性が、保護施設からパウロを引き取ったのです。
路上から保護した愛犬を8歳で亡くした経験を持つサビナさんは、「残された時間を彼に穏やかに過ごさせてあげたい」という想いでパウロを家族として迎え入れました。
パウロは15歳という年齢にして、ようやく安心して暮らせる生活を手に入れました。

