海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているAsociatia Casa lui PatrocleさんのInstagramアカウント「@casaluipatrocle」の投稿。

15年過酷な人生を送った犬が、里親の元で幸せな生活を掴んだ姿を写真で紹介してくださっています。

執筆時点で約302件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【鎖に繋がれていた犬】「パウロ」の過酷な人生

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出所:@casaluipatrocle

海外のSNSで話題になっているのは、ルーマニア東部のダルマネシュティの民家の庭で鎖に繋がれたまま10年暮らした犬が、里親との出会いによって幸せな余生を掴んだ姿です。

救われたオス犬の名前は「Paulo(パウロ)」。

白と茶色のミックスした被毛に垂れ耳を持つパウロは、10年という長い年月を鎖に繋がれたまま生きていました。

飼い主が亡くなり、近隣の住民から助けを求められて救出に至りました。

犬小屋から顔を覗かせるパウロの表情は弱々しく、悲しげな様子にも見えます。

この民家からはパウロのほかにも4匹の犬を、さらに飼い主の奥さんも亡くなった後にも2匹の犬を保護したといいます。

鎖に繋がれた生活から救出されたパウロは、保護施設で暮らすことになりました。

2. 【さらに保護施設で5年…】檻の中で過ごす生活に

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出所:@casaluipatrocle

けれども保護されたパウロに待っていたのは、檻の中での生活でした。

雨風をしのぐ屋根や食事の提供はあっても、それは犬にとって本当の幸せな生活とはいえません。

パウロは保護施設で5年という年月を過ごし、鎖につながれていた生活を入れると、15年もの過酷な人生を送ったことになります。

15歳という年齢を迎えたパウロに、奇跡的な出来事が起こりました。

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出所:@casaluipatrocle

サビナさんという女性が、保護施設からパウロを引き取ったのです。

路上から保護した愛犬を8歳で亡くした経験を持つサビナさんは、「残された時間を彼に穏やかに過ごさせてあげたい」という想いでパウロを家族として迎え入れました。

パウロは15歳という年齢にして、ようやく安心して暮らせる生活を手に入れました。

3. 【幸せな余生を掴む】新しい家族の元で過ごすパウロ

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芝生の上を歩くパウロ

出所:@casaluipatrocle

パウロは保護施設から、新しい人生へ一歩踏み出しました。

芝生の上を歩くパウロの表情は、新しい家族のもとでリラックスしているように見えます。

コメント欄には、

  • 「あなたを尊敬します!」
  • 「シニア犬の可能性を救いました」

など、老犬を引き取る決断をしたサビナさんへの称賛の声が集まっていました。

15年もの過酷な人生を送ったパウロには、愛情あふれる余生を送ってほしいですね!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料