お金の不安から解消される
出費をできるだけ抑えることで、毎月の生活費を一定に保つことができます。それにより、「最低でも毎月いくらあれば生活できる」という判断基準が明確になります。「これだけ稼げれば大丈夫だ」という安心感にも繋がるでしょう。
食事回数をコントロールできる
江戸時代の頃には、1日2食が一般的な生活でした。近年に1日3食というスタイルになったことにより、肥満や糖尿病といった症状に悩まされる人が増加したとの意見もあります。
この点を踏まえると、「必ずしも1日3食を食べなければならない」とは言い切れません。なかには、「空腹ではないが、お昼になったから食べよう」と無理に食べている人もいるかもしれませんね。
驚くことに、ミニマリストの中には1日1食だけで過ごしている人も存在します。食費を大きく抑えられるだけではなく、1回の食事にかけられる予算も増やせるとのこと。食事のクオリティも上げられるでしょう。
とはいえ、いきなり1日1回にするのは厳しいもの。まずは「空腹でなくても食べる」という癖をなくすことから始めてみましょう。
お金持ちは「自慢」をしない
ミニマリストの生活に慣れてお金が貯まると、つい「私はお金に余裕がある」とアピールしたくなるかもしれません。「こうやって成功した」と熱く語りたくなる人もいるでしょう。
しかし、このような自慢は「本当のお金持ち」がすることではありません。いくつもの成功体験を積み、自分に対して強い自信を感じているお金持ちは、わざわざ周囲に自慢しようとしないのです。
実際に多くの富裕層と出会った方は、「お金持ちの人ほどマウンティングをしない」「周囲の自慢話を笑顔で聞いている人が一番裕福な人だった」と言います。お金持ち自慢をするうちは、まだまだ「小金持ち」ということでしょう。
まとめ
「生活には多くのものが必要だ」「この時間になったらご飯を食べないと」という考えを見直すと、「必ずしもそういう訳ではない」と気づくこともあるはず。当たり前のように捉えている生活リズムや環境の中から、減らせる項目がないか探してみましょう。不要なものを減らすだけで、お金持ちに一歩近づけるかもしれませんよ。
【参考】
「日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計」野村総合研究所
LIMO編集部