70歳代・二人以上世帯貯蓄額のリアル「平均2416万円・中央値1178万円」。<貯蓄ゼロ>は10.9%、3000万円以上は25.2%という実態 2026.09.17 18:20 公開 執筆者渡邉 珠紀 「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額は2416万円とされています。ただし富裕層が引き上げている面もあり、実態を反映する中央値は1178万円にとどまります。また厚生労働省の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均月額は男性が16万9967円、女性が11万1413円となっています。シニア世帯の貯蓄や年金の実態を確認していきましょう。 この記事のポイント 70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額は2416万円、中央値は1178万円で資産状況に大きな差 厚生年金の平均受給月額は15万289円、国民年金は5万9310円 65歳以上・無職夫婦世帯の家計は毎月約4万2000円の赤字で半数以上が生活を苦しいと回答 記事の続きを読む 1/5 出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」 Check! 次のページでは、「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」による70歳代・二人以上世帯の貯蓄事情と、厚生年金の平均受給額を確認します。同調査によると70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額は2416万円ですが、中央値は1178万円とされています。実態に合わせた老後の準備についてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【今月から順次】「年金生活者支援給付金」の請求書が届く。2026年度は一律の現金給付なし、使える制度は5つ 2026年度は、全国民を対象とする一律の現金給付が行われない見通しです。ただし公的制度には、収入が減ったときや医療費が高額になったときなど、状況に応じて使えるものが残っています。要件を満たす年金受給者には、2026年9月1日以降に年金生活者支援給付金の請求書が順次送付されています。支給は手続きをした翌月分からです。使える5つの制度を、申請が要るものと要らないものに分けて確かめます。 今月1日から順次届く【所得の基準額が10月分から上がる】「年金生活者支援給付金」対象のボーダーラインがどこまで広がるかを確認 9月1日から、すでに年金を受け取っている方のもとへ「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届いています。請求しないかぎり支給は始まらず、原則として請求した月の翌月分からの支給です。2026年度の給付基準額は前年度から3.2%増の月5620円。所得の基準額は令和8年10月分から引き上げられます。支給要件、給付基準額、請求の手続き、公的年金の平均額まで順に確認します。 【国家公務員の地域手当】級地は7区分から5区分へ再編。支給割合が高い地域から移っても3年は保障、4年目の給与明細はどう変わる? 同じ役職で同じ号給でも、勤務地が違えば月々の支給額は変わります。国家公務員の地域手当は、勤務地の級地区分に応じて支給割合が決まる手当です。人事院が今月公表した令和8年国家公務員給与等実態調査によると、俸給表の適用人員24万8729人のうち、いちばん多いのは1級地の6万9683人でした。級地ごとの人員と、支給割合の違いが月額でどのくらいの差になるのかを確認していきます。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #貯蓄 #70歳代 #厚生年金 #家計調査