2. 初夏にいい香りの花が咲く《ラベンダー》5つの種類(系統)
2.1 アングスティフォリア系《イングリッシュラベンダー》香りのよさが特徴
ラベンダーの代名詞とも言える系統が、イングリッシュラベンダーやコモンラベンダーと呼ばれる、アングスティフォリア系です。5つの系統の中で香りが最も強く、ポプリやドライフラワーとして楽しめます。
寒さには非常に強いですが、高温多湿に弱いため、北海道や東北など寒冷地向きの系統です。暖地での夏越しは少し難易度が高いでしょう。
2.2 ラバンディン系 長い花穂が美しい
ラバンディン系は、イングリッシュラベンダーと原種のラベンダーを掛け合わせた系統。「グロッソ」が代表的な品種です。株が大きく成長し、花穂も長くボリュームが出るのが特徴で、環境が合えば初夏から秋口まで花が咲きます。
暑さにも寒さにも強く、初心者さんでも比較的育てやすい系統です。香りも良いため、イングリッシュラベンダーと同様にポプリやドライフラワーにすると室内でもいい香りを楽しめます。
2.3 ストエカス系《フレンチラベンダー》ウサギの耳のような愛らしい花
ストエカス系はフレンチラベンダーと呼ばれ、花の頂点にウサギの耳のような愛らしい苞(ほう)がついているのが、特徴です。香りはあまり強くありませんが、やや甘い個性的な香りを楽しめます。
ラベンダーの中では高温多湿に強く、暖地でも比較的育てやすい系統です。寒さには少し弱いため、冬に霜が降りる地域では鉢植えで育てて、霜が降りる前に軒下や屋内に取り込みましょう。


