4. 貯蓄・年金・家計収支を数字で把握し、早めに動き出しましょう
70歳以上世帯の平均貯蓄は2471万円、65歳以上世帯の中央値は1777万円です。厚生年金の平均月額は15万0289円、国民年金は5万9310円で、2026年度から老齢基礎年金満額は月7万0608円に改定されました。
一方で、高齢夫婦無職世帯では毎月4万2434円の不足が生じており、貯蓄を使いながら生活する構造が続きます。
自分の年金額と貯蓄残高を確認し、月々の収支がどうなるかを計算することが最初の一歩です。「ねんきんネット」や年金事務所(ねんきんダイヤル:0570-05-1165)に問い合わせれば、受給見込み額を確認できます。
現在の家計収支を見直し、就労・繰下げ・資産運用のどの選択肢が自分に合うかを早めに検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年(令和7年)平均結果」
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年平均」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
苛原 寛