2. 月13万円台は「額面」ベース、手取りは少なくなる

注意したいのは、年金の支給額がそのまま手元に残るわけではないことです。現役時代の給与と同じように、公的年金からも税金や社会保険料が差し引かれる場合があります。

主に確認したい項目は次のとおりです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 介護保険料
  • 国民健康保険料
  • 後期高齢者医療保険料

年金から差し引かれる金額は、住んでいる自治体、年齢、所得、世帯構成、加入する医療保険制度などによって異なります。そのため、「年金月額13万6000円なら手取りはいくら」と一律に言い切ることはできません。

ただし、老後資金を考えるうえでは、額面よりも手取りが少なくなることを前提にしておく必要があります。

たとえば、税金や社会保険料で毎月1万円前後が差し引かれれば、使えるお金は月12万円台になる可能性もあります。

3. 自分の年金見込額を確認するには?

今回の試算は、平均年収400万円・38年勤務という条件を置いたモデルケースです。実際の金額を知りたい場合は、自分の記録を確認しましょう。

ウェブ上にはさまざまな年金試算ツールがありますが、正確な数字を確認できるのは、日本年金機構の「ねんきんネット」です。

ねんきんネットを使えば、働き方や受給開始年齢を変えた場合の試算もできます。

特に50代以降は、年金見込額が老後の家計設計に直結します。受給開始まで時間があるうちに、年金だけで足りるのか、貯蓄や運用でどれくらい補う必要があるのかを確認しておきましょう。