いよいよ、本格的な夏がすぐそこまでやってきました。春の花が終わりを迎え、これからの季節は「庭の彩りが減って寂しくなる」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

猛暑の中での庭仕事は体力的にも負担がかかるため、できるだけ手間をかけずに長く楽しめる、暑さに強く真夏でも咲く花を取り入れるのがおすすめ。さらに、一度植えれば季節が巡るたびに咲く多年草を選べば、植え替えの手間や新しい苗を購入するお金がかからないため、ローメンテ&ローコストで美しい庭がつくれます。

そこでこの記事では、夏の厳しい暑さにも負けず、秋まで長く花を咲かせてくれる丈夫な多年草を3種、参考価格とともにご紹介します。初心者さんでも比較的育てやすく、夏空に映える鮮やかな植物を厳選しましたので、おしゃれな庭づくりの参考にしてみてくださいね。

1. この記事で紹介する「暑さと西日に強い多年草」

シルバーリーフのガザニア1/11

白い花びらの中心に赤い線が入ったガザニアの花。葉色はシルバー

Job Narinnate/shutterstock.com

  • センニチコウ ファイヤーワークス
  • ガザニア
  • モナルダ

記事後半では「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。

2. 植えっぱなしで毎年初夏~秋ずっと咲く「暑さと西日に強い花」3選

2.1 乾燥に強く花もちがいい「センニチコウ ファイヤーワークス」

センニチコウ ファイヤーワークス2/11

ピンクの花を咲かせている、センニチコウファイヤーワークス

kochmun/shutterstock.com

その名の通り、パッと広がる花火のようなユニークな形の花が魅力のセンニチコウ ファイヤーワークス。一般的なセンニチコウよりも背が高く成長し、風に揺れる姿が庭に立体感をもたらしてくれます。

花期が非常に長く、初夏から晩秋まで次々と花を咲かせてくれるのも嬉しいポイント。カサカサとした質感の花は摘み取っても長期間色あせにくく、簡単にドライフラワーがつくれるため、おしゃれなインテリアとしても楽しめます。

暑さや乾燥に強く、夏の過酷な環境でも元気に育つため、初心者さんにもおすすめの多年草です。晩秋には葉を落とすので、茎を根元で切り戻してマルチングしておきましょう。

※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

2.2 太陽が大好き!鮮やかなビタミンカラーの花「ガザニア」

ガザニア3/11

濃いオレンジ色の花を咲かせている、ガザニア

Karen Faljyan/shutterstock.com

太陽の光に反応して花を開く性質を持つガザニアは、夏の庭をパッと明るくしてくれる存在です。光沢のあるくっきりとした花びらが特徴で、黄色やオレンジ、赤など元気なビタミンカラーが豊富に揃っています。

春から晩秋まで長期間花を咲かせるため、一日中しっかりと日が当たる花壇の主役におすすめ。銀色がかった葉を持つ品種は、花が咲いていない時期もカラーリーフとして楽しめます。

日当たりと水はけの良い場所を好み、乾燥にも比較的強い多年草です。過湿に注意し、風通しの良い場所に植えると元気に育ちます。寒さには弱いので、寒冷地では鉢植えにして、霜が降りる前に屋内へ入れましょう。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.3 爽やかな香りとユニークな花姿が魅力の「モナルダ」

モナルダ4/11

赤い花を咲かせている、モナルダ

Chamomile_Olya/shutterstock.com

松明(たいまつ)の炎のように鮮やかで個性的な花を咲かせることから、「タイマツバナ」という和名を持つモナルダ。赤やピンク、紫などの花色が美しく、夏の庭でパッと目を引く存在感があります。

初夏から秋にかけて長く花が咲き、植物全体から漂う柑橘系に似た爽やかな香りも楽しめます。草丈が高くなる品種が多いため、花壇の後方で楽しむのがおすすめです。

暑さにも寒さにも強く、四季の変化がはっきりとしている日本の気候でも育てやすい多年草。日当たりと風通しの良い場所を好みます。一年草の品種もあるため、タグを確認してから購入しましょう。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

3. 夏に強い多年草で、タイパもコスパもバツグンの庭づくり

夏の暑さに強く、毎年秋まで鮮やかな花を咲かせてくれる多年草を3種ご紹介しました。気になる植物はありましたか?

過酷な気候の中でも健気に花を咲かせる植物たちは、私たちの目を楽しませ、元気づけてくれます。多年草は一度植え付けると植えっぱなしで長く楽しめるため、忙しい方やコストパフォーマンスを重視したい方にもぴったりです。

日当たりや水はけなど、それぞれの植物が好む環境を少しだけ整えてあげることで、初心者さんでも失敗しにくくなります。ぜひお気に入りの花を見つけて、夏のガーデニングを楽しんでみてください。

4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?5/11

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

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5.2 【日陰と湿気に強い植物】梅雨~夏のシェードガーデンを彩る《花&カラーリーフ》おすすめ9選

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【猛暑・西日・乾燥に強い花】ローメンテで夏~秋ずっと鮮やかな花が咲く《一年草&多年草》3選

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