5. 65歳以上でも就職しやすい人

老後生活の経済的な安心を高めるうえで、「できるだけ長く働く」ことは有効です。

筆者は10年近くハローワークで勤務してきましたが、65歳以上で就職できる人とできない人には、はっきりとした違いがあると感じています。

就職できる人は、まず謙虚で人当たりがよいのが特徴です。過去の実績や経験を過剰にアピールせず、自分に何ができるのかを的確に整理できています。給料への過度なこだわりもなく、正社員だけでなくパートや契約社員といった雇用形態も柔軟に受け入れる方が多い印象です。

一方、就職できない人は、正直なところ傲慢な態度が目立ちます。これまでの経験や実績にしがみつき、うまくいかない原因を他人や社会のせいにしてしまう傾向があります。こうした人の中には、3年以上ハローワークに通い続けても就職が決まらないケースもありました。

どれだけ立派な経験や学歴があっても、人柄が悪ければ就職にはつながりません。特に65歳以降は一般的に就職が難しくなるため、人柄の良さ、そしてシンプルに「一緒に働きたいと思ってもらえるかどうか」が大きなカギになると感じています。