7月を迎え、梅雨空の合間に夏の強い日差しを感じる季節となりました。この時期、現役世代は夏のボーナス、年金生活者の方は先日15日に振り込まれた「改定後の新しい年金額」を確認し、これからの家計のやりくりに思いを巡らせていることでしょう。

60歳の定年や65歳の年金受給開始など、ライフステージの大きな節目を迎えるシニア世代にとって、家計の支えとなるのは基本の「老齢年金」だけではありません。

実は、一定の要件を満たすことで年金に上乗せされる給付や、働き続けるシニアをサポートする雇用保険の制度が複数存在します。

しかし、これらの公的給付における最大の注意点は、自ら窓口で手続きを行わない限り1円も支給されない「申請主義」が取られていることです。

本記事では、60歳・65歳以上の方が対象になりやすい「5つの公的給付」の仕組みを整理し、働きながら年金を受け取る際の注意点も含めて分かりやすく解説します。

齊藤 慧
本記事は、官公庁など厚生労働省が公表している一次資料を編集部がページ確認の上、執筆・検証しています。