トヨタ自動車株式会社は、2026年6月18日、「シエンタ」のリコールを発表しました。

対象車数は約16万台。不具合箇所は乗車装置(シートベルト)となっています。

1. 【自動車のリコール情報】シエンタが対象

1/3

出所:トヨタ自動車株式会社

出所:トヨタ自動車株式会社

1.1 対象車種

  • シエンタ

1.2 製作期間の範囲

  • 令和4年6月15日~令和8年3月17日

1.3 対象台数

  • 約16万1190台

1.4 不具合の部位

  • 乗車装置(シートベルト)

1.5 対応方法

  • 二列目左側座席バックルの電気配線の配索を点検し、異常がある場合はバックルを新品に交換する
  • 二列目右側座席バックルを新品に交換および保護カバーを追加するとともに、関連するシートクッションカバーおよびリクライニングカバーを対策品に交換する

1.6 対応開始日

  • 2026年6月19日

1.7 連絡先

  • トヨタ自動車株式会社 トヨタお客様相談センター

2. 【自動車のリコール情報】乗車装置(シートベルト)

今回発表された不具合箇所は「乗車装置(シートベルト)」です。

2/3

出所:消費者庁 リコール情報サイト

出所:消費者庁 リコール情報サイト

不具合箇所は乗車装置(シートベルト)で二列目座席シートベルト非装着時瞥報装置において、バックル電気配線の配索検討が不十分であるとのこと。

シートベルト脱着時、当該配線に繰返し負荷がかかり断線する可能性があり、シートベルト装着状態が正しく警報されない恐れがあります。

同社は最寄りの取り扱い販売店に来店日時を予約し、点検・修理(無料)を受けるよう、呼びかけています。

3. 日本のリコール件数は2025年度に2520件

日本のリコール件数は年々増加傾向にあります。

消費者庁が毎年発表している「消費者白書」によると、過去10年の届出件数の推移は以下の通りです。

3/3

出所:消費者庁「消費者白書」のデータをもとにLIMO編集部で作成

出所:消費者庁「消費者白書」のデータをもとにLIMO編集部で作成

  • 2016年度 全体:825件 食品:310件 自動車:364件
  • 2017年度 全体:856件 食品:332件 自動車:377件
  • 2018年度 全体:892件 食品:355件 自動車:384件
  • 2019年度 全体:934件 食品:381件 自動車:351件
  • 2020年度 全体:1021件 食品:415件 自動車:310件
  • 2021年度 全体:1514件 食品:943件 自動車:341件
  • 2022年度 全体:1842件 食品:1180件 自動車:383件
  • 2023年度 全体:2120件 食品:1325件 自動車:349件
  • 2024年度 全体:2350件 食品:1490件 自動車:337件
  • 2025年度 全体:2520件 食品:1610件 自動車:340件

食品が21年度以降で急増しているのは、食品衛生法等の改正によって届出が義務化されたためです。現在では半数以上を食品分野が占めています。

リコール製品による重大事故は毎年発生していますが、消費者に認知されていないことも多いです。消費者庁によると、認知しても事業者に連絡しない消費者は約3割にのぼるとのことです。

重大事故を防ぐためにも、「リコール情報を知る(リコール情報メールサービスに登録する、所有者登録サービスに登録するなど)」「対象商品を所有している場合はすぐに事業者に連絡する」ということを心がけるとよいでしょう。

参考資料

LIMO自動車部