熱戦が繰り広げられているFIFAワールドカップ2026。世界中がサッカーの祭典に沸いていますが、日本時間6月19日(金)午前10時00分からは「メキシコ vs 韓国」の注目の一戦がキックオフを迎えます。NHKで視聴可能です。
今回は、外務省や総務省などの最新調査結果をもとに、ピッチの上だけでは分からない両国の経済的な特徴や、日本との意外な共通点・深いつながりについて分かりやすく解説します。
1. 【メキシコ合衆国】日系企業「1607社」が進出!米国隣接の巨大製造拠点
メキシコ合衆国の国旗1/2
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2026年6月11日発表の最新FIFAランキングでは14位のメキシコについてみていきます。外務省の基礎データによると、メキシコは面積約196万平方キロメートル(日本の約5倍)、人口約1億2601万人を擁する北米の連邦共和国です。同国経済の最大の強みは、巨大市場である隣国アメリカとの緊密な経済連携にあります。
実際に輸出全体の約83%がアメリカ向けとなっており、北米のサプライチェーンを支える重要な一大生産拠点として機能しています。主要産業は自動車をはじめとする機械工業で、現地には中南米最多となる1607社もの日系企業が進出しています。また、工業製品だけでなく、テキーラなどの飲料やアボカドといった豊富な農産物輸出も盛んであり、多角化された底堅い経済基盤を有しています。
2. 【大韓民国】半導体や自動車が世界を牽引!アジアのハイテク貿易国
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次に、FIFAランク25位の韓国についてみていきます。外務省の基礎データによると、韓国は面積約10万平方キロメートル(日本の約4分の1)、人口約5177万人の東アジアの国です。人口面では近年、深刻な少子化による人口減少が深刻な社会問題となっており、今後の労働人口の確保や持続的な成長に向けて、社会全体での構造改革や対策の模索が続いています。
一方で、世界を席巻するエンターテインメント産業の勢いや、優れたハイテク技術に裏打ちされたグローバル企業の成長力は、依然として同国の強固な底力として世界から注目を集めています。
経済面に目を向けると、半導体などの電気・電子機器や自動車、造船が主要産業であり、日本と非常に類似した産業構造を持っています。最大の特徴は、国内総生産(GDP)に対する輸出依存度が44%に達する点です。世界市場の動向を敏感に捉えながら柔軟に成長を遂げる、堅実な輸出主導型の経済構造を持っています。
3. まとめにかえて
今回は外務省や総務省の基礎データをもとに、ワールドカップ2026で対戦するメキシコと韓国の経済的な特徴について解説しました。お隣アメリカと強固に結びつくメキシコ、そして独自のハイテク技術で世界に挑む韓国、どちらも日本にとって切っても切れない重要なパートナーです。
スポーツの勝敗だけでなく、その国の背景にある産業や社会のリアルを知ることは、私たちのビジネスやグローバルな視点を養う上でも大きなヒントになります。一見遠い存在に思える海外の国々も、実は多くの日系企業や製品を通じて私たちの生活と深くつながっています。
ピッチの内外で繰り広げられるドラマを知ることで、世界がもっと身近に感じられるはずです。サッカーをきっかけに世界のいまを学ぶ、そんな有意義な時間をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 外務省ウェブサイト「メキシコ合衆国(United Mexican States)基礎データ」
- 外務省ウェブサイト「大韓民国(Republic of Korea)基礎データ」
- 総務省統計局「世界の統計」
- FIFAワールドカップ2026
- NHKリリース「今週開幕!「FIFA ワールドカップ 2026」 NHKでの放送について」
- 日本テレビ「FIFAワールドカップ2026放送予定」
- フジテレビ「FIFAワールドカップ2026特設ページ」
- 配信コンテンツ | DAZN Japan
村岸 理美