6月に税金や年金などの各種通知が届き、家計の現実を突きつけられた方もいるでしょう。そこへ7月を迎え、冷房などの光熱費に加え、2500品目超(※)に及ぶ飲食料品の値上げが家計を直撃しています。

「果たして将来は年金だけで暮らしていけるのか」と不安を抱くのも無理はありません。

筆者自身、フリーランスが長かった20歳・30歳代の頃は目の前の仕事で精一杯で、老後の年金を増やす工夫など考えもしませんでした。

しかし、資産形成において「時間」は最大の武器。あとから取り戻せないからこそ、若いうちに現実を知ることが重要です。

この記事では、意外とシビアな公的年金の実態や、男女の受給額格差を解説します。

「月15万円」の厚生年金を受け取る女性の割合は? そして、今議論が白熱している「第3号被保険者制度(専業主婦の年金)」の行方は……? 当事者のリアルな声とともに迫ります。

※株式会社帝国データバンク 「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2026年7月(2026年6月30日公表)

1. この記事のポイントを整理

  • 女性の厚生年金平均受給額は月11万1413円で、全体平均を下回っている
  • 厚生年金を月15万円以上受給している女性は12.3%にとどまる
  • 将来に備えるためには、年金見込額の確認と早めの資産形成が重要