家計簿を見直す際は、固定費にも目を通しておきましょう。毎月ほとんど変わらないからといって、「今後も同じ金額を払い続けなければならない」とは限りません。

例えば、大手キャリアから格安スマホに乗り換えるだけで、毎月の利用料を大幅に下げられるケースも珍しくありません。ガス代や電気代も、ガス会社や電力会社を変更してお得になる可能性もあります。変動性のある生活費だけでなく、固定費の節約もしっかりと意識しておきましょう。

制度を活用する

効率的に貯金するためにも、お得な制度を積極的に活用しましょう。とくにiDeCoは、非課税で老後資金を貯めることができます。時間をかけて備えておく老後資金だからこそ、節税効果を受けながら貯めていきたいですよね。

また、ふるさと納税をして節税に取り組むのもおすすめです。貯金が得意な人は、年末を迎える前に手続きを済ませている傾向がありますよ。人気のある自治体を事前にチェックしておいたり、自分の収入と照らし合わせて返礼率を計算したりと、情報を集めておくようにしておきましょう。

まとめ

どの内容も、今すぐできる手段ばかりでしたね。「いつか取り組もう」と先延ばしにしていると、いつまで経っても貯金を増やすことができません。

「さっそく今日から家計簿をつけよう」「iDeCoやふるさと納税について調べてみよう」といったように、できることからすぐに始めてみましょう。取り掛かるタイミングが早いほど、貯金が増えるスピードも上がっていきますよ。

LIMO編集部