梅雨のすっきりしない天気が続いていますが、本格的な夏がやってくる前に、涼しげな夏ガーデンのための準備を進めてみてはいかがでしょうか。

夏ガーデンのための植物を選ぶなら、厳しい暑さや梅雨の長雨にも負けず、爽やかな景色を作ってくれる花がおすすめです。

今回は、見ているだけで涼しくなるような淡いラベンダーブルーが美しく、庭や玄関先に「立体感」をプラスしてくれる「バーベナ メテオールシャワー」(PW)をご紹介します。

梅雨のうちに準備して、夏に向けてワンランク上のガーデニングを楽しんでみませんか?

1. 立体的な庭づくりをかなえる!涼やかな〈パープル〉が美しい花

写真の「バーベナ メテオールシャワー」(PW)は、これ一つで花壇や寄せ植えでさまざまな楽しみ方が考えられる、おすすめの品種です。

※本記事の情報は執筆時点(2026年6月12日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。

2. 立体感を演出するのに絶妙な高さ!風が抜ける爽やかな花壇に

2.1 花壇や小道での楽しみ方

夏の暑さに負けず、秋まで長く花を楽しめるのが「バーベナ メテオールシャワー」です。

草丈が50~70cmという絶妙な「ニーハイ丈」に育つのが最大の特徴。茎と茎の間に空間ができるため、他の植物とも合わせやすく、風がそよそよと抜ける爽やかな景観に一役買ってくれるはず。

例えば、スーパーアリッサムなど足元に這うように広がる植物を植え、その後方にメテオールシャワーを配置するのもおすすめ。白い小花と淡いラベンダーブルーの相性が抜群です。

初心者でも、計算されたような美しい高低差を簡単にデザインできます。

3. 主役にもなれる!高さを生かしたおしゃれな寄せ植え

3.1 鉢植え・プランターでの楽しみ方

庭植えだけでなく、鉢植えやプランターの主役としても活躍してくれます。優れた分枝性を持ち、次々に新しい枝を出して長期間花を咲かせ続けるので、長く楽しめるのもうれしいポイント。

長雨でも倒れない丈夫な茎を持ち、花がらが目立たないため、ローメンテナンスで育てることができます。

鉢の後方にメテオールシャワーを配置し、手前にカラーリーフや中背の花を合わせることで、高低差のある洗練された寄せ植えも楽しめます。

玄関先のポーチなどに置くだけで、パッと明るく立体的な空間になりそうですね。

4. 「増えすぎない」優秀さも魅力です

4.1 庭のデザインを崩さないローメンテナンス性

実はメテオールシャワー、以前からある「三尺バーベナ」という植物を改良して作られた品種。従来の三尺バーベナは、種が飛んであちこちから芽を出すため増えすぎてしまう悩みがありました。

しかし、メテオールシャワーは「種がつかない」ように改良されているため、庭の中で勝手に繁殖してしまう心配がありません。

植えた場所でしっかりとまとまって咲き続けてくれるので、「計算された美しい庭」をキープできるという点も、魅力のひとつと言えそうですね。

4.2 【バーベナ メテオールシャワー】基本情報まとめ

  • 開花期:春~晩秋
  • 耐性:半耐寒性多年草
  • 最低温度:約-10℃
  • 草丈:50~70cm
  • 株幅:約30cm
  • 置き場所:1日中日光がよくあたる日なた(1日6時間以上)
  • 水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと(やや乾かし気味に)
  • 肥料:植えつけ時に元肥、開花中は緩効性の置き肥を月1回程度、液肥(1000~2000倍)を1〜2週間に1~2回程度
  • 切り戻し:草姿が乱れたときや8月中〜下旬に、草丈の1/2~1/3の各節の上ででカット
  • 用途:プランター/鉢植え、花壇

5. 花壇や寄せ植えに立体感をプラスして、ワンランク上の庭づくり

今回は、夏の厳しい暑さや長雨の中でも元気に咲き誇る「バーベナ メテオールシャワー」をご紹介しました。

花壇の背景に植えて高低差を出したり、寄せ植えの主役として玄関先を彩ったりと、さまざまな楽しみ方ができそうですね。真夏の暑さにも非常に強い、タフな植物なので、初心者の方にも安心です。

気になった方は、園芸店やホームセンターなどに立ち寄った際にチェックしてみてはいかがでしょうか。今年の夏は、風にそよぐ美しい立体感のある庭を楽しんでくださいね。

6. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?5/5

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

参考資料