また、サイバー領域における能力確保については、サイバー関連経費として223億円が充てられており、サイバー防衛隊をこれまでの約150名から220名に増員するとされている。

クローズ系の防衛情報通信基盤(DII)に110億円、サイバー情報収集装置の整備に36億円とされている。

電磁波領域における能力としては、戦闘機F-35Aの取得、戦闘機F-15の電子戦能力の向上などが掲げられている。F-35Aは6機で681億円、その他関係経費(整備用器材等)として、別途407億円が計上されている。また、F―15の能力向上に2機改修で108億円が織り込まれている。

それ以外の主な予算

ここまで見てきた以外の海空領域における能力強化を見ていこう。