4. 知っておくべき個人向け国債の中途解約の注意点
個人向け国債は原則として、発行から1年が経過した時点から中途換金をすることが可能です。中途換金は1万円単位で行うことができるため、一部だけを現金化することも容易です。
ただし、中途換金時には直近2回分の各利子相当額に0.79685を掛けた金額が差し引かれます。
5. まとめ
2026年6月募集分の個人向け国債の金利は、変動10年が1.74%、固定5年が1.86%、固定3年が1.51%となっています。
このような金利面や商品性から、個人向け国債の購入を検討する人も少なくないでしょう。
設定された利息を確実に得るためには、中途解約をせずに満期償還まで保有し続ける必要があります。
個人向け国債には変動10年、固定5年、固定3年の3種類が用意されています。
提示されている金利の高さだけで選ぶのではなく、満期まで中途解約せずに保有できるかを事前に十分検討することが大切です。
参考資料
高原 祥子
著者
株式会社モニクルリサーチ コンテンツ編成本部
記者/証券・資産運用担当
立教大学観光学部観光学科卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。社債から地方債や財投機関債といった公共債、外債、サムライ債など幅広い種類の債券やCDSなど、債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。
セキュリティソフトメーカーと大手通信会社の研究部門で広報を担当した経験もある。
2024年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて「貯蓄、資産運用」に関する情報を中心に記事を執筆。