個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)が値を上げて年初来高値を更新し、KDDI(9433)やダイキン工業(6367)も堅調に推移しました。

また、医薬品株では第一三共(4568)が上場来高値を更新し、塩野義製薬(4507)や大塚ホールディングス(4578)も買い戻されています。

その他では、オリエンタルランド(4661)が買われて上場来高値を更新したのが目を引きました。

一方、グループ企業による一連の“リクナビ個人データ漏洩問題”が、厚生労働省や労働局による調査対象となる旨が報じられたリクルートホールディングス(6098)が一時▲5%超安の急落となり、終値も大幅下落となりました。

また、ハイテク株では電子部品株が総じて売られ、アルプスアルパイン(6770)が年初来安値を更新し、精密機器株ではキヤノン(7751)が連日の年初来安値更新となっています。

その他では、買戻しが優勢だった医薬品株の中で武田薬品工業(4502)が引き続き売られ、年初来安値を更新したのが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、シェアリングテクノロジー(3989)が連日のストップ安で大暴落となり、フリークアウト・ホールディングス(6094)も急落して年初来安値更新となりました。一方、ユーザベース(3966)が急騰し、ポート(7047)はストップ高で引けています。

葛西 裕一