株式市場の振り返り-日経平均株価は小反発、薄商いで方向感に乏しい値動き

2019年8月16日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,418円(+13円、+0.1%) 小反発
  • TOPIX 1,485.2(+1.4、+0.1%) 小反発
  • 東証マザーズ株価指数 852.4(▲1.5、▲0.2%) 小幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,057、値下がり銘柄数:982、変わらず:111
  • 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15
  • 年初来高値更新銘柄数:29、年初来安値更新銘柄数:88

東証1部の出来高は9億9,392万株、売買代金は1兆7,810億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。前日まで乱高下が続いた米国株式市場がいったん落ち着いたものの、目立ったニュースもなく、また、市場参加者が少なかったこともあり、盛り上がりに欠けた商いとなりました。その結果、売買代金は3日連続で2兆円を下回っています。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなりました。前場の序盤に一時▲105円安まで下落しましたが、後場寄り直後には一時+60円高の場面も見られました。最後は前日終値を挟む攻防となり、小反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで小反発となりましたが、終値で1,500ポイント回復はなりませんでした。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は8日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,844万株、売買代金922億円となり、いずれも前日より小幅減少となりました。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は8日連続で1,000億円を下回っていますが、徐々に回復の兆しも見えています。

ただ、株価指数は続落となりました。依然として900ポイント回復は遠いようですが、今後の展開は、個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

東京エレクトロンが年初来高値を更新、リクルートHDは一時▲5%超安の急落