「収入が低い方が家事をすべき」「勤務時間が短い方が家のことをすべき」といった考え方には注意が必要です。そもそも、女性は時短勤務によって勤務時間が短くなるだけでなく、昇給が難しくなる、収入が減るといった状況に陥りやすくなってしまいます。それに加え、学校行事への参加やPTAの仕事など、さまざまな負担を強いられる場面もあるでしょう。
それにも関わらず、収入や勤務時間だけで家事分担を判断してもいいのでしょうか。負担が片方だけに偏らないよう、家事をリストアップしておく、お互いに不満がないかを確認し合うなどの対策をしておきましょう。
まとめ
専業主婦と共働き、それぞれの約過半数は現状に満足していることが分かりました。しかし、その一方で「働きたいのに働けない」「女性が働くには不利な部分がある」と感じている女性もいるようです。
このような状態で家事や育児をこなしていくには、パートナーの協力が大切です。「女性だけの問題」と捉えるのではなく、「夫婦で取り組むべき問題」と考えるようにしておきましょう。
LIMO編集部
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LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。