夏休みやお盆の時期には、久しぶりに家族や親族が集まり、将来の暮らしや親の財産管理について話し合う機会が増える方もいるでしょう。
高齢化が進むなか、相続や終活に関する関心は年々高まっていますが、いざ家族が亡くなった際の手続きについては、十分に理解できていないという人も少なくありません。
なかでも「死亡届を提出するとすぐに銀行口座が凍結される」という話を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
そのため、葬儀費用や当面の生活費に備えて、銀行へ連絡する前に預金を引き出しておこうと考えるケースもあるでしょう。
しかし実際には、死亡届を自治体へ提出しただけで金融機関の口座が直ちに凍結されるわけではありません。
一方で、銀行が死亡の事実を把握する前であれば預金を引き出せる可能性があるものの、その行為が後々の相続トラブルにつながることもあるため注意が必要です。
本記事では、死亡届と口座凍結の関係を整理するとともに、銀行へ連絡する前の預金引き出しに潜むリスクや、資金が必要な場合の適切な対応方法について解説します。