東京都墨田区の銭湯が掲げた異例の案内が、Xで話題になっています。

投稿したのは、「@sentoyoitoko」さんです。

当ポストは執筆時点で660万件を超えて表示されており、「逆に行きたくなる」「サウナ好きは逆に行った方がいい」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の「@sentoyoitoko」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

LIMO SNS部
東京都墨田区の銭湯でお湯を沸かせないトラブルが発生し、「全湯船が水」「無料」で営業したXの話題の投稿を取材しました。休業明けに来店する人へ事前に状況を伝えるため投稿した経緯や、実際に多くの利用客が訪れた当日の様子、温かな反響に救われたという担当者さんの声を紹介しています。また記事の後半では、銭湯のお湯を沸かす仕組みについて解説するとともに、東京都の2025年の観光消費額についても分かりやすくまとめています。

1. この記事の3つのポイント

  •  トラブルでお湯を沸かせない銭湯が掲げた異例の営業案内が話題
  •  全湯船を水にして無料で営業する誠実な対応にネット上では温かな声が続出
  •  東京都の2025年の観光消費額について紹介

2. 東京都墨田区の銭湯に掲げられた案内が話題

「本日全浴槽水」と書かれた案内1/7

「本日全浴槽水」と書かれた案内

出所:@sentoyoitoko

「申し訳ございません。本日は、お湯がありません。全湯船が水です。代金は頂戴いたしません。水浴びでよければおこしください。サウナは問題なしです」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、「本日 全浴槽 水 無料 サウナは有」と大きく手書きされた、銭湯の案内でした。

投稿したのは、東京都墨田区で営業する銭湯「松の湯」の公式アカウント。

事情を説明するポストによると、松の湯では2日間休業し、水漏れしていた釜の交換作業を実施したそう。新しい釜を設置し、あとは煙突との接続部分の鉄板を切断するだけというところまで作業が進んでいました。

しかし、切断に使う工具が、店の前に止めていたトラックの荷台から盗まれてしまったとのこと。新しい工具を入手できるのが翌朝となり、当日はお湯を沸かせない状態になってしまいました。

休業明けに来店する人へ事前に状況を伝えるため、全湯船が水であることや、利用代金を受け取らないことをXで告知したそうです。

そんな思い切った営業の案内は、SNSで大きな反響を呼びました。

3. 「逆に行きたくなる」「なんて誠実なんだ」などの声

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「逆に行きたくなる」
  • 「なんて誠実なんだ」
  •  「水風呂クソデカサウナ爆誕」
  •  「サウナ好きは逆に行った方がいい」

など、誠実な対応に感動する声から、普段とは違う銭湯を楽しめるというポジティブな声など、多くのコメントが寄せられました。

当日の状況について伺うと、男性客の約8割が「暑いから水でもいい」と入浴したとのこと。一方で、女性客は「水だけでは…」と、約8割が帰ったそうです。

投稿の反響については、「あたたかいコメントが多く、精神的に救われました」と振り返る担当者さん。

さらに、「投稿を見て来店してくれた方も多くいて、開けてよかったなぁと思いました」とも話してくれました。

思わぬトラブルに見舞われながらも、利用客へ正直に状況を伝えたことで、温かな交流につながったようです。

4. 2025年東京都観光消費額について

東京都の2025年観光消費額は、インバウンドの14.9%増という急拡大が牽引し、過去最高の約10.1兆円に達しました。都内在住者の消費は微減したものの、道府県からの流入も増え堅調な需要を維持しています。

次のページでは、元のデータ全文とあわせて、補足解説&著者コメントをお届けします。