3. 為替レートの変動がもたらす影響
米国株投資においては、株価そのものの変動だけでなく、米ドルと日本円の為替レートの動きも資産価値に大きな影響を与えます。この1年間における為替の推移を見てみましょう。
3.1 円安ドル高による資産価値への効果
1年前の為替レートは1ドル=144.59円でしたが、現在は1ドル=160.2円へと推移しています。
これは日本円に対して米ドルの価値が上がった「円安ドル高」の状態を意味します。
米国株を保有している場合、円安が進むと日本円に換算したときの資産価値は上昇します。今回のシミュレーションにおいて評価額が膨らんだ背景には、エヌビディアの株価上昇に加えて、この為替相場の変動による円建て評価額の押し上げ効果も含まれています。
インデックスファンドを保有する際にも、こうした為替の影響が常に働いている点を意識しておくと、より深い理解につながるでしょう。
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参考資料
ファイナンス部
著者
ファイナンス部は、株式会社モニクルリサーチが運営するファイナンス領域に特化した調査チームです。株式市場や債券市場の専門家が所属しています。メンバーには国内外大手金融機関に勤務経験のある日本証券アナリスト協会認定アナリストや金融メディア出身のジャーナリストなどが所属しています。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】