4. 女性の厚生年金、見込額を確認「3つの上乗せ策」も選択肢のひとつに

女性の厚生年金(第1号)の平均月額は11万1413円で、受給者の約38%が月10万円未満、月20万円以上は1.7%にとどまります。男女差の主因は就労期間と賃金水準の差で、現役時代の厚生年金加入履歴がそのまま老後の月額を左右しています。

まずは「ねんきんネット」で自分の見込み年金額を確認しましょう。50歳以上の人にはねんきん定期便にも見込額が記載されています。不足が見えたら、上乗せの手段を組み合わせて家計プランを立て直してみてください。

代表的な選択肢は、iDeCoや新NISAでの上乗せ収入の形成、70歳までの厚生年金加入期間の延長、繰下げ受給による年金額の増額の3つです。

2025年成立の年金制度改正法による社会保険の適用拡大もあり、これから働く女性ほど厚生年金加入のチャンスが広がります。早めの情報収集と準備が、老後の安心につながるでしょう。

参考資料

苛原 寛