5日、ソフトバンクグループ(9984)の年限35年の個人向けハイブリッド債が5.12%で条件決定しました。
提示された利率の仮条件は4.80~5.60%で、このレンジの下方寄りに着地しました。
前回債の4.97%を0.15%上回りました。
以下は、発行要項です。
- 銘柄名:ソフトバンクグループ株式会社第9回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)
- 発行総額:2600億円
- 利率(当初5年):5.12%
- 年限:35年
- 利払日:毎年6月19日、12月19日
- 償還日:2061年6月19日(期限前償還条項付)
- 申込期間:2026年6月8日~18日
- 払込期日:2026年6月19日
- 最低投資金額:100万円
- 格付:BBB+(JCR)
- 引受会社:SMBC日興証券/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/SBI証券/野村証券/みずほ証券/東海東京証券/水戸証券/岩井コスモ証券
4月に4,180億円が発行された前回債と同一スキームであり、今回の発行額は2600億円です。本債券は形式上の満期こそ35年ですが、発行から5年が経過した時点で発行体の判断により元本を払い戻すことができる「期限前償還条項」が付帯されています。そのため、投資実務上は「5年債」に近い性質を持つのが大きな特徴です。
法的弁済順位が低い「劣後特性」への対価(リスクプレミアム)に加え、市場全体の金利上昇分も反映された条件となっています。投資家は、高い利回りと発行体の信用リスクを冷静に天秤にかける必要があります。
参考資料
※免責事項
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の債券の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
- 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
- 募集要項の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください
高原 祥子
