1.1 「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」の家計収支
あくまでも平均にはなりますが、毎月の収入と支出は次のとおりとなっています。
65歳以上の夫婦のみ無職世帯【毎月の収入】
- 収入合計:「25万4395円」
- うち社会保障給付(主に年金):「22万8614円」
65歳以上の夫婦のみ無職世帯【毎月の支出】
- 消費支出:「26万3979円」
- 非消費支出:「3万2850円」
支出合計「29万6829円」
この世帯の毎月の収入は「25万4395円」で、そのうち約9割にあたる「22万8614円」が年金などの社会保障給付で占められています。
一方で支出は、生活費にあたる消費支出が「26万3979円」、税金や社会保険料などの非消費支出が「3万2850円」で、合わせると「29万6829円」となります。つまり、毎月およそ「4万2000円」の赤字が出ている計算です。
1.2 消費支出に占める食費の割合「エンゲル係数」をチェック
消費支出の内訳を見ると、食費が約3割(29.9%)を占めています。これがいわゆる「エンゲル係数」にあたり、生活水準や家計の余裕度をはかる指標としてよく使われます。
そのほかにも、住居費や光熱費、医療費といった固定的な支出が一定の割合を占めており、年金収入だけで生活する場合は、どうしても家計が赤字に傾きやすい状況が見えてきます。