「老後はいったいどれくらいのお金で暮らしていけるのか」「自分の年金と貯蓄で本当に足りるのだろうか」と、ふと気になったことはないでしょうか。
働き盛りのうちは目先の家計に追われ、老後の生活費を具体的にイメージする機会はなかなか持ちにくいものです。
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」の毎月の収入は「25万4395円」、支出は「29万6829円」で、毎月およそ「4万2000円」の赤字となっています。
この記事では、シニア世帯の家計収支や平均貯蓄、国民年金・厚生年金の平均月額、生活意識、そして2026年度に65歳になる人のライフコース別年金額試算まで、最新データを手がかりに整理していきます。
1. 【65歳以上の夫婦のみ無職世帯】毎月の家計収支はどうなっている?
そろそろ「老後の生活費」を具体的にイメージしておきたい、と感じている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」をもとに、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」の家計収支を整理していきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)