5. まとめ:通知ハガキの開封をスタートラインに。確実な公的給付の獲得でインフレ下の家計を守ろう

6月中旬は、新年度の税額決定通知書や年金額の案内など、お金にまつわる重要な書類が一斉にポストへ届く時期です。

細かな数字や専門用語が多く並んでいるため、つい「難しくてよくわからないから」と未開封のまま引き出しの奥にしまい込んでしまいがちですが、同封されている請求書類を放置することは、ご自身の正当な権利を捨てることに他なりません。

今回解説した「年金生活者支援給付金」は、退職による無職化や配偶者との死別など、前年の世帯所得の変動によって「今年から急に対象者リストに該当する」ケースがあるのも特徴です。

最初の1回さえハガキを返送すれば、翌年以降は原則としてシステム上で自動判定され、該当する限り口座に上乗せ金が入り続ける仕組みになっています。

最新統計データが示す通り、国民年金や厚生年金の平均受給額だけで昨今のインフレを乗り切ることは容易ではありません。だからこそ、国が用意している確実なセーフティネットをもれなく獲得しておくことが、家計防衛策となります。

まずは今週末、ご自宅のテーブルの上に届いた重要書類や、見慣れない色(緑色やうす緑色)の封筒が紛れ込んでいないかを必ずチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

齊藤 慧