暑い夏に食べるアイスはもちろんですが、爽やかな初夏の風を感じながら一息ついて味わうアイスもまた格別ですよね。
スーパーやコンビニで新作が出ると、ついチェックしてしまうという方も多いのではないでしょうか。
家計管理を意識しつつも、「これだけは外せない」という日々のちょっとした楽しみとして、冷凍庫に常備しているご家庭も少なくないはずです。
今回は、総務省の家計調査から「アイスクリーム・シャーベット」に関する支出額をピックアップ。
一体どの街にお住まいの方が、最もアイスにお金を使っているのかをランキング形式でご紹介します。
1. 日本一「アイスクリーム・シャーベット」にお金を使っているのはどこ? 家計調査ランキングTOP3
日々の生活にささやかな潤いを与えてくれる身近なスイーツ。地域ごとに支出額を比べてみると面白い傾向が見えてきます。
今回ご紹介するデータは、総務省が公表している「家計調査」に基づく、二人以上の世帯における1年間の「アイスクリーム・シャーベット」の支出額です。
気になるランキングTOP3は以下の通りとなりました。
- 1位:福島市(1万4409円)
- 2位:山形市(1万4068円)
- 3位:金沢市(1万3889円)
見事1位に輝いたのは福島市でした。
年間1万4409円という金額を1ヶ月あたりに換算すると、約1200円になります。
1個150円〜200円程度のアイスであれば、月に6〜8個ほど購入している計算になりますね。
みなさんのご家庭の1ヶ月のアイス代と比べてみて、いかがでしょうか。
2. なぜ上位に?「アイスクリーム・シャーベット」の消費を押し上げる意外な地域性
寒い地方では暖かい部屋でアイスを食べる?!2/3
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1位の福島市、2位の山形市、そして3位の金沢市と、TOP3には東北や北陸といった冬の寒さが厳しい地域が並びました。
「寒い地域なのに、なぜアイス?」と意外に思われるかもしれませんが、ここには独自の消費文化が隠されています。
これらの地域では、冬場にストーブなどの暖房器具をしっかりと効かせ、ぽかぽかになった暖かい部屋の中で冷たいアイスを食べるという習慣が広く根付いているようです。
外の厳しい寒さと、室内の暖かさのギャップを楽しむスタイルが、冬場の消費を支えているのですね。
また、上位にランクインしている都市周辺は、共働き子育てがしやすい地域でもあります。
仕事や家事、育児に追われる忙しい日々の中で、家族団らんの食後にみんなでアイスをつついたり、自分へのご褒美として少しリッチな商品を味わったりする「プチ贅沢」が楽しまれていることも、支出額を押し上げる大きな要因と言えそうです。
3. アイスクリーム・シャーベット消費トップの福島県、気になる「観光消費額」の実態は
2025年の福島旅行での1人あたり使用金額についてご紹介3/3
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アイスクリーム・シャーベット]の消費が盛んなこの地域は、観光業においてどれほどの規模をもっているのでしょうか。
福島県ホームページに掲載されている「福島県観光地実態WEB調査 調査結果報告書」によると、2025年の福島県における観光客1人あたりの使用金額は、全体を占める人の割合が大きい順に以下の結果になりました。
- 2万円以上3万円未満:23.2%
- 5万円以上10万円未満:15.9%
- 1万円以上2万円未満:15.6%
- 3万円以上4万円未満:13.8%
- 4万円以上5万円未満:12.2%
会津の歴史情緒や豊かな自然、日本三大ラーメンの一つとされる喜多方ラーメンなどのご当地グルメも味わえる福島県に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
住民によるアイスクリーム・シャーベットへの旺盛な消費と、多額の観光消費額。
この2つのデータからは、福島県が持つ「人を惹きつけ、消費を生み出す力」の強さが伺えます。
身近な家計のデータから地域のポテンシャルを読み解いてみると、普段のニュースとはまた違った日本経済の面白さが見えてきます。
物価高など家計を取り巻く環境は厳しいですが、各地域の魅力的な消費文化はこれからも活気をもたらしてくれそうです。
参考資料
- 総務省「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング (2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均)」
- 福島県ホームページ「令和7年度 福島県観光地実態WEB調査 調査結果報告書」
LIMOローカルニュース編集部