しかし、その後、死亡保険金額は減少傾向となる。子育てなども一段落する世帯が増え、その中で保険の見直しも進むのであろうか。
60代になると、普通死亡保険金は2400万円台となり、また、65歳を過ぎると1600万円台となる。
過去は40代で死亡保険金4000万円台も
過去を振り返ると、死亡保険金額が4000万円台の時もあった。平成18年の調査時には、45-49歳で死亡保険金が4506万円と、4000万円台となっている。平成30年の調査では3050万円となっているので、大きくその水準は減少している。
働き手にもしものことがあった時に残された家族はどのくらいのお金が必要かという視点が死亡保険金額を議論する際には必要であろう。
保険金額は年収の何年分か
また、現在の年収の何年分のお金が必要かという評価基準もあるかもしれない。