かんぽ生命に加入した理由とは一体何だったのか

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かんぽ生命の契約について調査が行われていることについてはかんぽ生命より2019年7月31日に「日本郵政グループにおけるご契約調査及び改善に向けた取組について」でプレスリリースが開示され、また既に多くの報道がされている通りである。

では、そのかんぽ生命の加入者はどのような理由で保険に加入したのであろうか。そしてかんぽ生命の直近の業績影響はどうであったのかを見ていきたい。

かんぽ生命への加入理由

生命保険文化センターが2018年9月14日に発表した「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」によれば、以下のような調査結果となっている。

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もっとも多い理由は、「郵便局員・かんぽ生命の営業職員の人が親身になって説明してくれたので」が27.5%(複数回答可の調査結果)。

次いで多かったのが、「以前から加入していた郵便局員・かんぽ生命の営業職員の人にすすめられたので」が21.0%。

第三位には、「希望にあった生命保険だったので」が19.7%となっている。

こうしてみると、加入理由の第一位と第二位は、かんぽ生命の加入理由の多くは、人を基軸とした接点による営業が力を発揮していたと言えよう。かんぽ生命の商品性を理由としたものが第三位に登場する。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。