6. 年金への上乗せ給付を受け取るために、今確認すべきこと

今回は、日本の年金制度を振り返りながら、現在のシニア世代の年金事情について詳しく見てきました。

年金生活者支援給付金は、条件を満たせば年金に上乗せして受け取れる大切な制度ですが、「申請が前提」となっている点が大きな特徴です。

「自分は対象になるのか」「申請は済んでいるか」をこの機会に一度確認してみることで、将来の収入を増やすことにつながるかもしれません。

厚生労働省年金局の資料によれば、国民年金の平均年金月額は5万9310円、厚生年金(国民年金を含む)は15万289円となっています。

日本の年金制度は2階建て構造であり、現役時代に自営業やフリーランスだった方が受け取る主な年金は国民年金のみです。

一方で、会社員や公務員だった方は国民年金と厚生年金の両方を受け取れます。

現役時代がフリーランスや自営業だった方、あるいは会社員や公務員として働いた期間が短い専業主婦の方などは、将来受け取る年金額が少なくなる傾向があります。

NISAやiDeCo、個人年金保険などを活用して、早めに老後に向けた準備を進めてみてはいかがでしょうか。

また、ご自身の詳しい年金見込額は「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で確認できます。

まずは自分が将来いくらくらいの年金を受け取れるのかを把握し、そこから必要な老後資金を計算して準備を始めるのがよいでしょう。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

鶴田 綾