本田技研工業株式会社は、2026年5月28日、「シビック」「レジェンド」のリコールを発表しました。

対象車数は約3万6100台。

不具合箇所は燃料装置(低圧燃料ポンプ)で、走行中にエンストし再始動できなくなる恐れがあるとのことです。

1. 【自動車のリコール情報】ホンダ2車種が対象

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出所:本田技研工業株式会社

出所:本田技研工業株式会社

1.1 対象車種

  • ホンダオブザユーケー「シビック」
  • ホンダ「レジェンド」

1.2 製作期間の範囲

  • 平成29年9月27日~令和3年12月21日

1.3 対象台数

  • 3万6116台(内訳:シビック 3万4041台、レジェンド 2075台)

1.4 不具合の部位

  • 燃料装置(低圧燃料ポンプ)

1.5 対応方法

  • 全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する

1.6 対応開始日

  • 2026年5月28日

1.7 連絡先

  • 本田技研工業株式会社 市場措置専用窓口

2. 【自動車のリコール情報】不具合箇所は「燃料装置(低圧燃料ポンプ)」

今回発表された不具合箇所は「燃料装置(低圧燃料ポンプ)」です。

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出所:消費者庁 リコール情報サイト

出所:消費者庁 リコール情報サイト

無鉛プレミアムガソリン指定車に搭載した低圧燃料ポンプにおいて、ポンプ作動検査時の検査用液が不適切なため、インペラ(樹脂製羽根車)に検査用液が浸透して強度が低下し、亀裂が生じる可能性があります。

そのため、冷熱の繰り返しによりインペラの亀裂が進展して燃料により膨潤し、ポンプカバーと接触して作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなる恐れがあるとのことです。

使用者にはダイレクトメールなどで通知が行われる予定です。

3. 日本のリコール件数は2025年度に2520件

日本のリコール件数は年々増加傾向にあります。

消費者庁が毎年発表している「消費者白書」によると、過去10年の届出件数の推移は以下の通りです。

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出所:消費者庁「消費者白書」のデータをもとにLIMO編集部で作成

出所:消費者庁「消費者白書」のデータをもとにLIMO編集部で作成

  • 2016年度 全体:825件 食品:310件 自動車:364件
  • 2017年度 全体:856件 食品:332件 自動車:377件
  • 2018年度 全体:892件 食品:355件 自動車:384件
  • 2019年度 全体:934件 食品:381件 自動車:351件
  • 2020年度 全体:1021件 食品:415件 自動車:310件
  • 2021年度 全体:1514件 食品:943件 自動車:341件
  • 2022年度 全体:1842件 食品:1180件 自動車:383件
  • 2023年度 全体:2120件 食品:1325件 自動車:349件
  • 2024年度 全体:2350件 食品:1490件 自動車:337件
  • 2025年度 全体:2520件 食品:1610件 自動車:340件

食品が21年度以降で急増しているのは、食品衛生法等の改正によって届出が義務化されたためです。現在では半数以上を食品分野が占めています。

リコール製品による重大事故は毎年発生していますが、消費者に認知されていないことも多いです。消費者庁によると、認知しても事業者に連絡しない消費者は約3割にのぼるとのことです。

重大事故を防ぐためにも、「リコール情報を知る(リコール情報メールサービスに登録する、所有者登録サービスに登録するなど)」「対象商品を所有している場合はすぐに事業者に連絡する」ということを心がけるとよいでしょう。

参考資料

LIMO自動車部