3. 2026年度の年金生活者支援給付金、いくらもらえる?種類別の給付額一覧

2026年度の年金生活者支援給付金は、前年の物価変動を反映し、3.2%の増額改定が行われました。

来月、6月15日支給分から、増額改定された「4月分と5月分」の年金生活者支援給付金が対象者へ支給されます。

年金生活者支援給付金の給付額3/9

年金生活者支援給付金の給付額

出所:厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」をもとにLIMO編集部作成

改定後の給付額は以下の通りです。

  • 老齢年金生活者支援給付金(基準額):月額5620円
  • 障害年金生活者支援給付金:障害等級1級 月額7025円・2級 月額5620円
  • 遺族年金生活者支援給付金:月額5620円

老齢年金生活者支援給付金については、この月額5620円が基準となり、個人の保険料納付状況などに応じて最終的な支給額が計算されます。

4. 注意点:「老齢年金生活者支援給付金」の支給額は基準額と異なる場合も

これまで見てきたように、年金生活者支援給付金には基準額が設けられていますが、誰もがその満額を受け取れるわけではない点に注意が必要です。

特に老齢年金生活者支援給付金の支給額は、国民年金保険料の納付状況や免除期間に応じて個別に計算されます。

計算方法は、月額5620円を基準として、「保険料を納付した期間に基づく金額」と「保険料が免除された期間に基づく金額」を足し合わせて算出します。

例えば、保険料を納めるべき480カ月の全期間で納付済みの場合、計算式は「5620円 × 480カ月 ÷ 480カ月」となり、基準額である月額5620円が支給されます。

しかし、納付済期間が半分の240カ月だった場合、「5620円 × 240カ月 ÷ 480カ月」で、支給額は月額2810円となります。

実際には保険料の免除期間も計算に加味されるため、支給額は一人ひとりの状況で異なります。

したがって、公表されている基準額はあくまで一つの目安と捉え、ご自身の状況に合わせた金額を確認することが大切です。

また、この給付金は請求手続きをしないと受け取れないため、対象になった場合は忘れずに申請を行いましょう。

次の章で、具体的な申請方法を解説します。