雨が続き本格的に台風も増えてきました。足元も滑りやすくなり、筆者もよく転びそうになります。

特にご高齢の方は骨折する危険もありますので十分に注意しましょう。

筆者の母は70歳を超えています。現在も仕事を現役でしながら年金との両立で生計を立てています。

仕事をする上で重要な位置づけのひとつに「雇用保険」があります。

名前はわかるけれど、どういう制度か具体的に知っている人は少ないかもしれません。

今回はシニア世代の雇用保険関連と老齢年金に上乗せされる公的給付金について紹介していきます。

齊藤 慧
本記事は、編集部が厚生労働省年金局発表の『公的年金制度の仕組みと支給状況』、および厚生労働省職業安定局(ハローワーク)が公表する「雇用保険の高年齢者向け給付実態」に関する一次資料をページ確認の上、執筆・検証しています。

1. 「申請」が必須!意外と知られていない公的な給付金制度

老齢・障害・遺族年金といった公的な制度は、暮らしの大きな支えになります。ただ、受給資格があるからといって、自動的に支給が始まるわけではないので注意が必要です。

受け取りをスタートさせるには、必ず自分自身で「年金請求書」を出して、請求手続きを行わなければなりません。

国や自治体の給付金や補助金もこれと同じで、基本的には「申請」がセットになっています。

万が一、期限に間に合わなかったり書類が不足したりすると、受給額が減る、あるいは受け取れなくなるといった不利益が生じる可能性もあります。

せっかくの支援を賢く利用するためにも、まずは自分が対象となる制度を正しく理解し、確実に手続きを完了させるようにしましょう。