2. 【新NISA】「月3万円」積立投資した人「20年積み立てるといくらになる?」

では新NISAに積み立てた場合はどうでしょうか。NISAは非課税で運用できるため、預金のように税金で手取りが減少することはありません。積立投資も可能で、最大で年間360万円まで、累計で1800万円まで積み立てられます。

NISAに毎月3万円積み立てると、どれくらいの資産となるか見てみましょう。

2.1 NISA対象ファンドの実績は?先進国株式は利回り15%超

まずは、実際にNISAでどれくらいの利益を得ているのか確認します。

「つみたて投資枠」対象のインデックスファンドの場合、2025年末までの10年間で国内株式型は年率11.4%、先進国株式型は同15.9%となりました。

【NISAつみたて投資枠対象インデックスファンドの10年実績利回り】

  • 国内株式:11.4%
  • 先進国株式:15.9%
  • グローバル株式:14.5%
  • バランス:7.1%

※2025年末時点の10年トータルリターン(年率)

出所:金融庁『「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の公表について』

あくまで実績ですが、インフレ率よりも大きな利回りを獲得してきました。

2.2 利回り別NISAシミュレーション「5%なら1200万円超」の資産に

シミュレーションは、実績より低い水準で行いましょう。利回りを5%とし、毎月3万円を20年間積み立てた場合、利益は497万円となり、資産総額は1217万円に達します。

月3万円×20年間、利回り5.0%4/4

月3万円×20年間、利回り5.0%

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

利回りを3%、7%とした場合の資産総額は次のとおりです。いずれも銀行預金よりも大きな資産となる計算です。

  • 年利3%:981万円
  • 年利5%:1217万円
  • 年利7%:1523万円

投資元本720万円に対する運用益は、年利3%で約261万円、年利7%では約803万円です。新NISAなら税金もかかりません。

一方、銀行預金(普通預金金利0.3%のケース)で、20年間積み立てた場合の資産額は約742万円(税引前)です。

運用利回り次第では、数百万円規模の差が生じる可能性があります。